クラブ活動

新 館 時 代

昭和41年10月11日 新館入居、あまりの広さと美しさにドギマギした様子や、学校と病院は独立しても
家庭的な雰囲気を、みんなで守り続けたいと願う努力が見える。



K. H
新しい のじぎく園に移りました
わたしの部屋は、ばらの7号です
おふろは、きれいなプールみたいで少し泳いだ
食堂はレストランみたいだ
夜は星がきれいで、消灯後に話をすると
新しいマイクで「静かにしなさいよ」といわれた

一日たった、でも自由なことができない
二日目、少し落ち着いたようだ
三日目、だいたい おちついたようだ

なんだか入ってきてから、ごちそうが続いたみたいだった
ここは、タタミのにおいがするから お家にいるようだ
だから さびしくなんかない
正面玄関前で 沖田看護婦さんといっしょに

M K
手術をした夜は眠れなかった
いたい いたいと言った
ぼくは、がまんした
三週間が過ぎた
いたい いたいと言った

もう一週間が過ぎた
ぼくの先生がこられた
ぼくの心臓がドキドキ鳴った
ストライカーがブーンと回った

ギプスがとれた
体を洗った
天国にいった気がした
訓練室の前で、ワード先生もいるよ
Y O

わたしの大好きなおかあさん
家にかえったら
いっぱい お手伝いをしてあげよう

世の中で、一番すきな おかあさん
私の退園の日を待っていてね
うれしい退園日、きっと明日はわたしだ

リハビリ室の名物先生だった、渋谷先生は亡くなられました。
今も、野崎参りの美声が聞こえてくるようです

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